上野品川歯科・矯正歯科院長の品川淳一です。
先日、副院長と私の共著により、矯正歯科治療とラミネートベニアを組み合わせて治療を行った症例報告が日本歯科審美学会雑誌に掲載されました。
この症例では、受け口であり両側の上顎の前から2番目の歯が矮小歯(生まれつき小さく出来てしまった歯)の患者様に対し、矯正歯科治療を行った後に矮小歯にラミネートベニア(セラミックのシェル)を装着して綺麗な歯並びを作ることが出来ました。
この症例ではラミネートベニアに際し歯を削っていますが、0.2〜0.5mm程度の非常にわずかな量となります。
状態によっては歯を全く削らずにラミネートベニアを装着できる場合もございます。
当院では日本歯科審美学会認定医と日本矯正歯科学会認定医が常勤しておりますので、このような複雑な矯正歯科治療にも対応可能です。
学会雑誌には査読というものがあり、匿名で専門の歯科医師の先生方が論文を読み、内容を審査した上で受理されるかどうか決まります。
従って、学会雑誌に掲載された論文は専門の歯科医師の先生方から掲載に値する価値があると認められたことになります。
写真等の資料提供にご協力いただいた患者様、並びに雑誌編集委員の方々に心より感謝申し上げます。
オープンジャーナルのため、どなたでも下記URLより閲覧可能です。
一般の方々におかれましても、審美修復治療と矯正歯科治療を組み合わせることでより良い歯並びを得ることが出来るご参考になるかと存じますので、宜しければご覧ください。
https://www.jdshinbi.net/publications/037-1.php
https://www.jdshinbi.net/pdf/publications/publications_037-1.pdf (50-55ページです)